エジプト&トルコ8日間(トルコ編)

ウチヒサール旅行記

森の水だよりさんの旅行記

テーマ:

旅行記タイトル:エジプト&トルコ8日間(トルコ編)

旅行期間:2004/08/31〜2004/09/03

旅行記の内容:
2日目(トルコ編初日)
 カイロを15:00発の便でイスタンブールへ出発。
遅い昼飯を機内食で取る。

17:00イスタンブール到着。
まずは円からトルコリラへ両替。
1000円ぐらいで充分ということなのでそれだけ両替すると現地の金で10、000、000札とか5、000、000札とかが来る。
インフレが進んでいてこうなることは知っていたが実際に1000万札とか見るとやっぱ金持ち気分になる。
単純計算して100円が100万なのだ。
よくオヤジギャグで「100円」を「100万円!」というヤツがあるけど、本気でそうなのが笑える。

 こんな遅い時間から市内観光。
ブルーモスクと呼ばれる、今日見たモハメッドアリモスクのモデルになったところを観覧。
よくイスタンブールと言えば写真に写ってるあれですな。
ステンドグラスが入っていて大きくなった感じ。
夕食はトルコ名物シシケバブ。
トマトや青唐辛子と共に塊肉を焼いた料理。
肉は羊だろうか。
機内食ばっかだったのでなかなか美味く感じられた。
ただデザートは聞きしに勝る甘さ。
半裁しようとするとシロップがジュワジュワ溢れ出す、糖度フルパワーの菓子。
300万の茶なしには食えない。
そこの店は日本人観光客向けではなく、トルコ人もいっぱいいて間違いなく地元の味かつ安いんだろうなと思えた。
ちなみに20:00頃まだ明るかった事も追記しておこう。

で、駅まで移動なのだが、イスタンブールというところは海で2分されていて、そこを渡るのに橋が2つしかない。
ましてや一個は市街地からかなり距離があるため、市街地側の橋が異様に混む。
そんな渋滞をのんびりのんびり進みハイダルパシャ駅へ到着。
今夜は22:30の便で夜行列車でアンからまで移動する。
アンカラエキスプレスという名前の割に451キロを10時間かけていくんだから完全に名前負けしてる。
出発までフリーになったので対岸のヨーロッパ側を見ながら黄昏れる。
なかなか夜行列車というのも風情があっていい。
そしてこの水面に映る異国の地の夜景。
いいじゃないですか。
ちなみに何気に携帯の電源を入れるとバリ3!おぉなんじゃこりゃ!と思ったら10秒後ぐらいに圏外。
携帯が微妙に勘違いするらしい。
オンオフを何度か試してみて遊ぶ。

 で車内へ。
1等寝台なんでバリバリ寝る仕様。
椅子が回転して2段ベッドになる。
これ一人は結構贅沢かも。
2段目の方が楽しいと思って2段目で寝てたらそっちはシーツしいてないからダメと駅員に怒られる。
ちえ。
最初は夜景でも見てようかと思ってたけどすぐ眠くなったのでシャワーも浴びずに23:00就寝。

 
3日目(トルコ編 2日目)
 朝6:00起床。
深夜、原因不明の腹痛があってちょっとひやっとしたのだがそれでも寝たら治った。
一安心。
で、カーテンを開けると昨日までいた大都市イスタンブールとは全く別の果てしない大地。
小高い丘。
畑。
おぉトルコっぽい。
中央アジアっぽいかな。
家はゼロ、たまにテントがあるぐらい。
そんな景色をまた旅情ムードに身を任せるかのようにぼーっとながめる。

7:00の朝食に近づくにつれだんだん建物が出てきて、人が出てきた。
都市に近づいてる感じだ。

食事は食堂車でパンとちょっとしたおかず。
パンは固く、おかずはまずい。
う?ん。

部屋に戻るとベッドモードが座席モードになってた。
布団の上げ下げまでこちらでやります的なノリか・・。
飯が不味かったので冷蔵庫の中のビスケット、水、チョコバー、アップルジュースを全部平らげる。
これ入ってるヤツはタダ。
「そろそろ着きま?す」と言われたので歯磨きでもして準備すっかと
歯磨きしてたら「はい着きました」っておぃ!早すぎるし。
皆はとっくに降りてる中取り残されつつ、歯磨きも適当に切り上げ着替えて出発。
でもジャージ忘れてるって駅員に突っ込まれる。

 何はともあれトルコの首都アンカラに到着。
8:00。
首都とは言ってもイスタンブールと違い観光するトコなどない、地元公務員の街である。
トルコ建国の父アタチュルクの墓を遠くから写真を撮って終了。
こっからトルコの観光メイン、カッパドキアへ。
210キロをバスで進む。
その間、喋り大好き、陽気なトルコガイドのフラットさんが延々といろんな話をして、でトルコの広大な台地も見てて飽きないしで5時間という時間の割にあっという間。
13:00カッパドキアの洞窟レストランへ到着。
カッパドキアの岩の穴の中レストラン。
パン、野菜スープ、ます料理、デザートというコース料理。
デザートはやっぱり激甘。
水曜どうでしょうの白熊対決じゃないんだから。
ます料理はさっぱりしてて美味かった。

 で午後観光スタート。
まずは地下都市カイマクルへ。
かつてアラビア人から逃れる為キリスト教信者がここに逃げ隠れたところ。
台所や酒造所、羊小屋、井戸など確実に人が住んでた後が遺跡として残っている。
それらを見学しながら10℃前後のひんやりした洞窟を地下4階まで降りていく。
かかまないと通れないところも多くちょっとした探検。
興味深い場所だった。

 遺跡を出るとバスの駐車場まで露店のみやげ街を通る必要があり、沿道から「こんにちは!」などの日本語が飛び交う。
ここで人の良さそうなおっさんの店を選びみやげ購入。
3つまとめるから7、000、000を5、000、000にしてくれと交渉も成立し、そこそこ安く買えた模様。
最初一個4、000、000とか言ってたんだけどね。
空港ですら3、000、000で売ってたぞ。
カイマクルの名通り買いまくり、リュックは3日目にして早くもパンパン。
今回スーツケースなしなのでやばいなぁ。

続いてウチヒサール、ギョレメの谷などカッパドキアの奇観が拝める主要観光ポイントを回る。
岩にボコボコ穴が開いていて、そこがかつての要塞だったり、白い石灰の岩が見事に侵食され尖った岩が幾重にも立ち並ぶ場所だったり、キノコの形をしていたり。
いろいろな景観があった。
こういう自然の驚異みたいなのはホント大好き。
ただひたすら感動である。

 あっという間に18:00になっていた。
最後に立ち寄ったのはツアーに入ってるトルコ絨毯(じゅうたん)屋へ。
値段が高くまったく買うつもりはなかったがスタッフは親しげに日本語を話すし、靴を脱いで絨毯の上を踏ませたり、さわらせたり。
後半は絨毯の上に座りながら話をして終始リラックスムード。
しきりにセールスをするのではなく、ちとムリだなぁと思ったらただ世間話をしてるだけ。
気付けばトルコ人との交流会のようでした。

 で、19:00ホテル着。
4つ星ホテルという割に風呂が狭い&暗いのはポイント低い。
相変わらずホテルの周りには店とかないとこなので寝るだけ。
夕食はホテルバイキング。
なんかよくわからんものを片っ端から取って食ってたけど、これは食えないってのはなかった。
トルコ料理は日本人の口に合うのかもしれない。
激甘デザートを除いては。
ちなみにこの日1000円しかトルコ金を用意してないくせにみやげ買いやがったので、ホテルの500万?の飲み物を頼めず、日本円で良い?と聞いたら無視されて飲み物なし。
メロンとか水分のある果実でごまかしながら食ってたら見かねた隣の方から部屋で飲みなと、缶ビールを後ほど頂く。
今回の旅はいつもと違い、団体行動なんでそういうのは嬉しいなぁと。
その後部屋に帰り風呂に入りビール飲んでたらいつの間にか寝てた。
起きたら電気は付いてるわ、メガネ(エジプトがあるのでコンタクトは止めておいた)は床に落ちてるわ・・。
で22:00には寝てしまった模様。
500ml一缶飲めないで寝てしまうってやっぱ安上がりだなぁ。
いいことだ。


4日目(トルコ編 3日目)
 朝6:00起床。
よく寝た。
当たり前だ。
まずは朝食バイキング。
朝は飲み物飲み放題だ。
助かった。
同じツアーの方々とチャイ(紅茶)を飲みながら談話して7:30出発。

 おまけ的に最後のカッパドキア観光ポイント「らくだ岩」を見る。
昨日散々すごいのを見てるのでらくだの形してるね、ぐらいの感想でバスはトルコ石のショップへ。
宝石以外にも雑貨に近いものもありあり興味アリ。
さっそく聞いてみる。
昨日の絨毯屋とは違い、日本語話せるのはここのオーナーだけ。
あとは英語でのトークだ。
早速値段を聞いてみるも一番小さい小石で5000円!高い!「もっと安く!せめて半額から!」とやっていたがそれはボスに直接聞いてくれボスじゃないとムリだ。
ワタシじゃ4500円まで」って言われたので諦めて外へ。
そこまでして小石買ってもなぁ・・。
外の別の部屋では食器だのそういう類が置いてあり、ここもやっぱ高い。
寄ってくるおじさんに「30000円?ムリ!高すぎる!」を笑いながら連呼してたら、「じゃゲームでもするか?」と石取りゲームが始まる。
おじさんが石を動かして挟んだ石を取っていく。
で取れなくなるまでやって最後に残った石の数を数える。
「THIS TIME IS 4STONE.Do you understand?」どうやら最後の石の数が少ない方が勝ちらしい。
この問いに「YES」で答え挑戦。
それだけのルールなので何十回かやればパターン化して毎回パーフェクトになるゲームだということを理解しつつも苦戦。
第1ゲームおじさん4:自分5、第2ゲームおじさん3、自分4で惜敗。
「winer!you are very strong!」とか笑っておだててると、もう一人別の人が出てきてちょっとおじさんと話をして頷く。
おじさんが「見ててみな」というので見てると、その自分が言っていたパターン化されたパーフェクトをあっさり達成。
「wonderful!very interesting!thank you very much!」と買い物そっちのけで自分を楽しませてくれた彼らに礼を言って外へ出ると、今度はまた別のトルコ店員2人と写真撮影会をやっていたので自分も混ぜてもらう。
とまぁとにかくトルコの人はあったかい、で日本人に対して友好的なのだ。
買い物屋でゲームするってありえないっしょ?ちなみにこのゲーム、そのおじさんはソリティスというゲームと言ってたけど後で調べたらソリティアだった。

 そっからバスでカイセリという街まで30キロ移動。
軍施設の飛行場が普通に国内線の空港になっているトコから11:00発12:10イスタンブール着。
あんだけ来るのに時間かかったとこなのに飛行機なら1時間ちょい。
やっぱ飛行機はすげ?や。
昼食は海に面したシャレたレストランでドネルケバブ。
あのでかい肉がクルクル回ってるのを削ぎ落とすアレだ。
でも食ってみるとなんてことはない普通の肉。
ってか味ないなコレ。
焼肉のたれ欲しいぞ。
で最後にお約束の激甘デザートの洗礼を浴びつつ。
でも全部食うぜ。
この旅帰った後太ってそうだなぁと頭をよぎる。
でもそれは悪い意味でとり越し苦労に終わることなどこの時はまだ知る由もなかった。

 今日は地下宮殿の観光。
古代ビザンチン時代につくられた地下貯水池。
薄暗い空間に柱がキレイに立ち並び、下には今も水がたまり、ライトアップされていてかなり神秘的。
かつローマ的な雰囲気だ。
10分ほどその空間を歩いて一番奥まで行くと、メドゥーサの首が2基横たわっている。
ここは個人的にかなりヒットしました。

続いて革製品の店へ。
何故かファッションショーまで行なわれてしまう気合の入れよう。
まぁノーブランドで5?6万だとなかなか買わないでしょ。
それよりこの日はグランドバザールに連れて行って欲しかった。

 これでトルコは終了。
とにかくトルコ入国からここまで面白いトークで喋り倒した現地ガイドさん、そして行く先々での温かい歓迎が素晴らしい国だった。
この現地ガイドさんと固い握手を交わし、写真を撮る。
こういうのも団体ツアーのいいとこだよな。
一人だと空港からホテルまで送って終わりだもんな。
で空港で最後にみやげを円で買い、出発ゲートへ。
するともう全員当たり前のように揃ってるのだが添乗員さんだけいない・・。
今回、出発ゲートが直前で変更になっている為、恐らくは変更前のゲートで皆を待っているor付近を探し回ってるかどっちか。
とりあえず入ってくれと言われ、皆はゾロゾロと機内に入る。
が、この旅同じく一人参加でよくつるんでた方が「待ってないと行ったんだか行かないんだかわからないから待ってようや」と言われたのでもっともだと一緒に待つことに。
2人誰もいない出発ゲート内でひたすら待つ。
いつまで立っても来ないので業を煮やした係員に「ちょっとこっちきてくれ」と言われついていくとあったのはアナウンス用マイク!これで空港内アナウンスをしろというのだ。
その方は照れながらもアナウンス。
するとその後空港内に同じ声が流れる。
あ?こんな素人でもイスタンブールでアナウンスできるんだと羨望の眼差し。
それから10分ぐらいしてもやはり来ないので、「今度はオレに
やらせてくださいよ」とか言ってると添乗員さん登場。
やはり皆を探し回ってたらしい。
あともう2分遅かったら喋ったのになあ。
一度学校放送やってみたかったのに・・。
(←違うから)
18:20イスタンブール発で20:30カイロに戻る。
 
(エジプト編に続く) 

写真:
2日目(トルコ編初日)
 カイロを15:00発の便でイスタンブールへ出発。
遅い昼飯を機内食で取る。

17:00イスタンブール到着。
まずは円からトルコリラへ両替。
1000円ぐらいで充分ということなのでそれだけ両替すると現地の金で10、000、000札とか5、000、000札とかが来る。
インフレが進んでいてこうなることは知っていたが実際に1000万札とか見るとやっぱ金持ち気分になる。
単純計算して100円が100万なのだ。
よくオヤジギャグで「100円」を「100万円!」というヤツがあるけど、本気でそうなのが笑える。

 こんな遅い時間から市内観光。
ブルーモスクと呼ばれる、今日見たモハメッドアリモスクのモデルになったところを観覧。
よくイスタンブールと言えば写真に写ってるあれですな。
ステンドグラスが入っていて大きくなった感じ。
夕食はトルコ名物シシケバブ。
トマトや青唐辛子と共に塊肉を焼いた料理。
肉は羊だろうか。
機内食ばっかだったのでなかなか美味く感じられた。
ただデザートは聞きしに勝る甘さ。
半裁しようとするとシロップがジュワジュワ溢れ出す、糖度フルパワーの菓子。
300万の茶なしには食えない。
そこの店は日本人観光客向けではなく、トルコ人もいっぱいいて間違いなく地元の味かつ安いんだろうなと思えた。
ちなみに20:00頃まだ明るかった事も追記しておこう。

で、駅まで移動なのだが、イスタンブールというところは海で2分されていて、そこを渡るのに橋が2つしかない。
ましてや一個は市街地からかなり距離があるため、市街地側の橋が異様に混む。
そんな渋滞をのんびりのんびり進みハイダルパシャ駅へ到着。
今夜は22:30の便で夜行列車でアンからまで移動する。
アンカラエキスプレスという名前の割に451キロを10時間かけていくんだから完全に名前負けしてる。
出発までフリーになったので対岸のヨーロッパ側を見ながら黄昏れる。
なかなか夜行列車というのも風情があっていい。
そしてこの水面に映る異国の地の夜景。
いいじゃないですか。
ちなみに何気に携帯の電源を入れるとバリ3!おぉなんじゃこりゃ!と思ったら10秒後ぐらいに圏外。
携帯が微妙に勘違いするらしい。
オンオフを何度か試してみて遊ぶ。

 で車内へ。
1等寝台なんでバリバリ寝る仕様。
椅子が回転して2段ベッドになる。
これ一人は結構贅沢かも。
2段目の方が楽しいと思って2段目で寝てたらそっちはシーツしいてないからダメと駅員に怒られる。
ちえ。
最初は夜景でも見てようかと思ってたけどすぐ眠くなったのでシャワーも浴びずに23:00就寝。

 
3日目(トルコ編 2日目)
 朝6:00起床。
深夜、原因不明の腹痛があってちょっとひやっとしたのだがそれでも寝たら治った。
一安心。
で、カーテンを開けると昨日までいた大都市イスタンブールとは全く別の果てしない大地。
小高い丘。
畑。
おぉトルコっぽい。
中央アジアっぽいかな。
家はゼロ、たまにテントがあるぐらい。
そんな景色をまた旅情ムードに身を任せるかのようにぼーっとながめる。

7:00の朝食に近づくにつれだんだん建物が出てきて、人が出てきた。
都市に近づいてる感じだ。

食事は食堂車でパンとちょっとしたおかず。
パンは固く、おかずはまずい。
う?ん。

部屋に戻るとベッドモードが座席モードになってた。
布団の上げ下げまでこちらでやります的なノリか・・。
飯が不味かったので冷蔵庫の中のビスケット、水、チョコバー、アップルジュースを全部平らげる。
これ入ってるヤツはタダ。
「そろそろ着きま?す」と言われたので歯磨きでもして準備すっかと
歯磨きしてたら「はい着きました」っておぃ!早すぎるし。
皆はとっくに降りてる中取り残されつつ、歯磨きも適当に切り上げ着替えて出発。
でもジャージ忘れてるって駅員に突っ込まれる。

 何はともあれトルコの首都アンカラに到着。
8:00。
首都とは言ってもイスタンブールと違い観光するトコなどない、地元公務員の街である。
トルコ建国の父アタチュルクの墓を遠くから写真を撮って終了。
こっからトルコの観光メイン、カッパドキアへ。
210キロをバスで進む。
その間、喋り大好き、陽気なトルコガイドのフラットさんが延々といろんな話をして、でトルコの広大な台地も見てて飽きないしで5時間という時間の割にあっという間。
13:00カッパドキアの洞窟レストランへ到着。
カッパドキアの岩の穴の中レストラン。
パン、野菜スープ、ます料理、デザートというコース料理。
デザートはやっぱり激甘。
水曜どうでしょうの白熊対決じゃないんだから。
ます料理はさっぱりしてて美味かった。

 で午後観光スタート。
まずは地下都市カイマクルへ。
かつてアラビア人から逃れる為キリスト教信者がここに逃げ隠れたところ。
台所や酒造所、羊小屋、井戸など確実に人が住んでた後が遺跡として残っている。
それらを見学しながら10℃前後のひんやりした洞窟を地下4階まで降りていく。
かかまないと通れないところも多くちょっとした探検。
興味深い場所だった。

 遺跡を出るとバスの駐車場まで露店のみやげ街を通る必要があり、沿道から「こんにちは!」などの日本語が飛び交う。
ここで人の良さそうなおっさんの店を選びみやげ購入。
3つまとめるから7、000、000を5、000、000にしてくれと交渉も成立し、そこそこ安く買えた模様。
最初一個4、000、000とか言ってたんだけどね。
空港ですら3、000、000で売ってたぞ。
カイマクルの名通り買いまくり、リュックは3日目にして早くもパンパン。
今回スーツケースなしなのでやばいなぁ。

続いてウチヒサール、ギョレメの谷などカッパドキアの奇観が拝める主要観光ポイントを回る。
岩にボコボコ穴が開いていて、そこがかつての要塞だったり、白い石灰の岩が見事に侵食され尖った岩が幾重にも立ち並ぶ場所だったり、キノコの形をしていたり。
いろいろな景観があった。
こういう自然の驚異みたいなのはホント大好き。
ただひたすら感動である。

 あっという間に18:00になっていた。
最後に立ち寄ったのはツアーに入ってるトルコ絨毯(じゅうたん)屋へ。
値段が高くまったく買うつもりはなかったがスタッフは親しげに日本語を話すし、靴を脱いで絨毯の上を踏ませたり、さわらせたり。
後半は絨毯の上に座りながら話をして終始リラックスムード。
しきりにセールスをするのではなく、ちとムリだなぁと思ったらただ世間話をしてるだけ。
気付けばトルコ人との交流会のようでした。

 で、19:00ホテル着。
4つ星ホテルという割に風呂が狭い&暗いのはポイント低い。
相変わらずホテルの周りには店とかないとこなので寝るだけ。
夕食はホテルバイキング。
なんかよくわからんものを片っ端から取って食ってたけど、これは食えないってのはなかった。
トルコ料理は日本人の口に合うのかもしれない。
激甘デザートを除いては。
ちなみにこの日1000円しかトルコ金を用意してないくせにみやげ買いやがったので、ホテルの500万?の飲み物を頼めず、日本円で良い?と聞いたら無視されて飲み物なし。
メロンとか水分のある果実でごまかしながら食ってたら見かねた隣の方から部屋で飲みなと、缶ビールを後ほど頂く。
今回の旅はいつもと違い、団体行動なんでそういうのは嬉しいなぁと。
その後部屋に帰り風呂に入りビール飲んでたらいつの間にか寝てた。
起きたら電気は付いてるわ、メガネ(エジプトがあるのでコンタクトは止めておいた)は床に落ちてるわ・・。
で22:00には寝てしまった模様。
500ml一缶飲めないで寝てしまうってやっぱ安上がりだなぁ。
いいことだ。


4日目(トルコ編 3日目)
 朝6:00起床。
よく寝た。
当たり前だ。
まずは朝食バイキング。
朝は飲み物飲み放題だ。
助かった。
同じツアーの方々とチャイ(紅茶)を飲みながら談話して7:30出発。

 おまけ的に最後のカッパドキア観光ポイント「らくだ岩」を見る。
昨日散々すごいのを見てるのでらくだの形してるね、ぐらいの感想でバスはトルコ石のショップへ。
宝石以外にも雑貨に近いものもありあり興味アリ。
さっそく聞いてみる。
昨日の絨毯屋とは違い、日本語話せるのはここのオーナーだけ。
あとは英語でのトークだ。
早速値段を聞いてみるも一番小さい小石で5000円!高い!「もっと安く!せめて半額から!」とやっていたがそれはボスに直接聞いてくれボスじゃないとムリだ。
ワタシじゃ4500円まで」って言われたので諦めて外へ。
そこまでして小石買ってもなぁ・・。
外の別の部屋では食器だのそういう類が置いてあり、ここもやっぱ高い。
寄ってくるおじさんに「30000円?ムリ!高すぎる!」を笑いながら連呼してたら、「じゃゲームでもするか?」と石取りゲームが始まる。
おじさんが石を動かして挟んだ石を取っていく。
で取れなくなるまでやって最後に残った石の数を数える。
「THIS TIME IS 4STONE.Do you understand?」どうやら最後の石の数が少ない方が勝ちらしい。
この問いに「YES」で答え挑戦。
それだけのルールなので何十回かやればパターン化して毎回パーフェクトになるゲームだということを理解しつつも苦戦。
第1ゲームおじさん4:自分5、第2ゲームおじさん3、自分4で惜敗。
「winer!you are very strong!」とか笑っておだててると、もう一人別の人が出てきてちょっとおじさんと話をして頷く。
おじさんが「見ててみな」というので見てると、その自分が言っていたパターン化されたパーフェクトをあっさり達成。
「wonderful!very interesting!thank you very much!」と買い物そっちのけで自分を楽しませてくれた彼らに礼を言って外へ出ると、今度はまた別のトルコ店員2人と写真撮影会をやっていたので自分も混ぜてもらう。
とまぁとにかくトルコの人はあったかい、で日本人に対して友好的なのだ。
買い物屋でゲームするってありえないっしょ?ちなみにこのゲーム、そのおじさんはソリティスというゲームと言ってたけど後で調べたらソリティアだった。

 そっからバスでカイセリという街まで30キロ移動。
軍施設の飛行場が普通に国内線の空港になっているトコから11:00発12:10イスタンブール着。
あんだけ来るのに時間かかったとこなのに飛行機なら1時間ちょい。
やっぱ飛行機はすげ?や。
昼食は海に面したシャレたレストランでドネルケバブ。
あのでかい肉がクルクル回ってるのを削ぎ落とすアレだ。
でも食ってみるとなんてことはない普通の肉。
ってか味ないなコレ。
焼肉のたれ欲しいぞ。
で最後にお約束の激甘デザートの洗礼を浴びつつ。
でも全部食うぜ。
この旅帰った後太ってそうだなぁと頭をよぎる。
でもそれは悪い意味でとり越し苦労に終わることなどこの時はまだ知る由もなかった。

 今日は地下宮殿の観光。
古代ビザンチン時代につくられた地下貯水池。
薄暗い空間に柱がキレイに立ち並び、下には今も水がたまり、ライトアップされていてかなり神秘的。
かつローマ的な雰囲気だ。
10分ほどその空間を歩いて一番奥まで行くと、メドゥーサの首が2基横たわっている。
ここは個人的にかなりヒットしました。

続いて革製品の店へ。
何故かファッションショーまで行なわれてしまう気合の入れよう。
まぁノーブランドで5?6万だとなかなか買わないでしょ。
それよりこの日はグランドバザールに連れて行って欲しかった。

 これでトルコは終了。
とにかくトルコ入国からここまで面白いトークで喋り倒した現地ガイドさん、そして行く先々での温かい歓迎が素晴らしい国だった。
この現地ガイドさんと固い握手を交わし、写真を撮る。
こういうのも団体ツアーのいいとこだよな。
一人だと空港からホテルまで送って終わりだもんな。
で空港で最後にみやげを円で買い、出発ゲートへ。
するともう全員当たり前のように揃ってるのだが添乗員さんだけいない・・。
今回、出発ゲートが直前で変更になっている為、恐らくは変更前のゲートで皆を待っているor付近を探し回ってるかどっちか。
とりあえず入ってくれと言われ、皆はゾロゾロと機内に入る。
が、この旅同じく一人参加でよくつるんでた方が「待ってないと行ったんだか行かないんだかわからないから待ってようや」と言われたのでもっともだと一緒に待つことに。
2人誰もいない出発ゲート内でひたすら待つ。
いつまで立っても来ないので業を煮やした係員に「ちょっとこっちきてくれ」と言われついていくとあったのはアナウンス用マイク!これで空港内アナウンスをしろというのだ。
その方は照れながらもアナウンス。
するとその後空港内に同じ声が流れる。
あ?こんな素人でもイスタンブールでアナウンスできるんだと羨望の眼差し。
それから10分ぐらいしてもやはり来ないので、「今度はオレに
やらせてくださいよ」とか言ってると添乗員さん登場。
やはり皆を探し回ってたらしい。
あともう2分遅かったら喋ったのになあ。
一度学校放送やってみたかったのに・・。
(←違うから)
18:20イスタンブール発で20:30カイロに戻る。
 
(エジプト編に続く) 

これぞイスタンブール。
ちなみにこれは本文中のブルーモスクではなく隣のアヤソフィア。

カッパドキアのカイマクル地下遺跡。
こんな感じのところを進む。
楽しい。

カッパドキアのウチヒサール。
穴がぼこぼこ空いていてここがかつてキリスト教徒の要塞だった。

これぞカッパドキア!

イスタンブールの地下宮殿。
この通りかなり幻想的な空間。

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